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踊る猫

先日、GONさんのHPを訪れた時に、GONさんちのみーくん(茶トラ)が踊りを覚えたとの情報を頂きました。
ちょうど化け猫文献を調べていた時に、「踊る猫」という文字を発見したので、タイムリーな話題だな~!と小踊りしてしまいました。(笑)←踊る猫ならぬ、踊る猫おやぢ(笑)

猫と生活を共に暮らしている人であれば、きっと同じような光景を見たことがあるはずです。
それは~・・・。

猫には元々、後ろ足だけで立ち上がり、両手でたわむれる習性がありますよね?
昔々は、誤解と誇張されて「化け猫」とされていたようです。

「甲子夜話」文政4年(西暦1821年)起稿
下総佐倉(現在の千葉県佐倉市)の医師、高木伯仙の父が語ったとされる。

ある夜枕元で音がするので見てみると、当家で長く飼っている猫が「首に手巾(てぬぐい)をかぶりて立ち 手をあげて招くが如く、そのさま小児の跳舞ふが如く。」であったと。

要するに、首にてぬぐいを被り、後ろ足で立ち上がり、前足で「阿波踊り」みたいなしぐさをしたってことです。(笑)

枕刀を取って斬ろうとすると、驚いて逃げ去り行方不明となったそうです。
(飼い猫なんだから、何も斬ろうと思わなくてもいいのにね。)

曰く、「然らば、世に猫の踊りと謂ふこと妄言にあらず。」と結んでいます。
(猫が踊るくらいで化け猫の存在を信じるなって)(笑)

昔の人は猫が人のように舞い踊ることが不気味で仕方なかったのでしょうか?
現在ならコスプレ猫として人気者になること間違いなしでしょうけどね。(笑)

by shintankun11 | 2005-08-12 15:21 | 化け猫・猫又伝説~

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