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「こころの絵本」 関の飯田さんが出版

http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20051001/lcl_____gif_____006.shtml 「こころの絵本」 関の飯田さんが出版 悩む生徒との交流を土壌に

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関市小屋名の小金田中学校で不登校生徒などの相談に応じる教育相談員・飯田孝栄さん=岐阜市手力町=が、絵本「ミーとバジル」を新風舎(東京都港区)から共同出版した。「子どもたちとのかかわりの中で感じた、心の強さや願いを表現した」と、作品に込めた思いを話している。(宮尾 幹成)

 ◆猫を主役に挿絵も

 白猫のミーと黒猫のバジルは大の仲良し。バジルはミーのきれいな姿に、ミーはバジルの自由な生き方にあこがれている。物語は、二匹の猫の心の交流を描いた。切り絵と水彩を組み合わせた絵も、飯田さん自身の手による。

 飯田さんは、養護教諭として中学校を中心に二十年間勤務。数多くの“保健室登校”の生徒らに接してきたが、五年前、専門的に子どもたちの相談を受ける教育相談員に転身した。

 「氷が割れて光が入ってくるみたい」-。二年間保健室に通い続けた生徒は、高校進学が決まった気持ちをそう言い表した。二十数年間、何度となく出会った「はっとする言葉」。その蓄積が、飯田さんの表現のバックグラウンドにあるという。「子どもなら、猫がかわいいというのでもいい。大人なら、生活や体験と響き合う部分があるはず。それぞれの感じ方で読んでもらえれば」

 「子どもたちと話すには、自分の経験も広げないと」と、現在は大学の通信教育部で学ぶ学生でもある飯田さん。創作活動も旺盛で「こころの絵本」シリーズとして続けていく考え。次回作を構想中という。

 初版は八百部。全国の書店で取り寄せ可能。問い合わせは、新風舎(営業)=電03(3746)4648へ。

猫の主人公を通じて、心を広げていく契機になってくれるといいですね。 猫の絵本を通じて動物を愛する心も養ってくれることを願います。

by shintankun11 | 2005-10-02 14:38 | ニャン・グッズ

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