栗太郎伝説 ~伝説の始まり~エピソード6 「猫おやぢの決断」

e0041329_12171998.jpg朝は子猫と一緒に出勤。扉を挟んで、すぐ子猫の様子が覗ける場所にダンボールを置いて仕事をしていました。 生後3週間を過ぎた頃から目もはっきりと見え始めたようで、起きている時は「ミャーミャー」ないてゴソゴソと動き回っているのが扉越しに聞こえたりします。

ミルクの量も増え、ミルクを飲む勢いも出てきました。哺乳瓶にミルクを入れても、あっという間になくなる始末。(笑)順調に体重も増加しています。

生後1ヶ月を過ぎると、離乳食が始まります。
離乳食を食べるようになったら、本格的に里親を探さないといけないのです。

「ここまで育てて人に預けるなんて~。」「ここまで僕ら夫婦に懐いているのに。」やはり、別れは辛い。
でも、子猫が健全に育つには、猫の知識が豊富で、猫のことが好きな人の元が一番いいと思っていましたし、「猫初心者」の僕らでは荷が重いと考えていました。

「子猫のことを一番に考えたら、里子に出した方が幸せになる。」と決断したのだから、子猫と別れの日まで、精一杯世話をしょう!と夫婦で決意を新たにしたのに・・・。

猫おやぢのお客さんで、近所に住んでいる方が家族で猫好きで、飼っていた猫が23歳で星になったとのこと。 猫が死んでしまって寂しいので、猫が欲しい。と洩らしていたので、
「この人なら!この人の家族の元なら!子猫を授けても大丈夫では!?」と思いました。

e0041329_12413032.jpgダンボールの中で寝ている子猫を見てもらい、事情を話すと、すぐに奥様を呼んで子猫と対面しました。
奥様は「こんなかわいい子猫をいただけるのですか?」と大喜びの様子。
猫おやぢはこんなに話がとんとん拍子に進むとは思ってもいなかったので、少し動揺しながら、「はい、妻と相談して、同意がもらえればお譲りしたいと思います。」と答えました。

子育ても済み子供達も巣立っていった、2人暮らしの猫好き熟年夫婦にとって、ダンボールの中で眠る子猫はとても可愛く映ったことでしょう。

でも猫おやぢは心の中で「本当にこれでいいのか?」という気持ちが渦巻いていました。

猫おやぢの決断の日は刻々と近づいてくる・・・。
[PR]

by shintankun11 | 2005-08-14 13:17 | 栗太郎~

<< 心なごむ「猫美術館」墨絵350... ノスタルジック・ブーム 第二弾! >>