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世界初の警察猫の悲劇

「警察猫」が事故で殉職。

ロシア南部スタブロポリの警察でキャビア密輸取り締まりに活躍していた猫のルーシクが、今月12日、交通事故のため「殉職」した。オスの二歳だった。

現地からの報道によると、この日はカスピ海からの密輸ルートに設けられた検問所で勤務に就いていた。
バスの荷物の中に密輸されたチョウザメやキャビヤがないかどうかのチェックを終えたところを、急発進した後続の車がはね、逃げた。
警察は、密輸の発覚を恐れた密漁者の犯行の可能性が高いと見ている。

ルーシクは捨て猫だった。検問所の係官に拾われ、押収されたチョウザメを食べて育った。
このためか、前任の警察犬より鼻が利き、約1年前にキャビヤ探知専門の「警察猫」に抜擢されていた。

モスクワ=横村出(2003年7月22日付「朝日新聞」)より抜粋。

犬の専売特許と思われていた、「警察犬」の分野に猫が割って入ったってことが、まず驚きです。
このニュースを見つけた時に、まず「ヤッター!凄いぞ猫も!」と思いましたが、任務遂行中の殉職だということでショックを受けました。

もっともっと、世界中の人々に猫の潜在能力の高さを知らしめて欲しかった。
人の役に立つのは犬だけじゃない!猫だって優秀なんだって・・・。

ルーシクのご冥福をお祈りします。

by shintankun11 | 2005-08-11 17:50 | 社会派猫パンチ

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