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ヴィヴィ君、無事手術成功してよかったね~

昨日、ミミクロさんちのヴィヴィ君が、去勢手術を受け、無事帰宅したとの連絡を受けました。

栗太郎もオスなので、生後6ヶ月過ぎに去勢手術をしました。
種族は違いますが、僕もオスなので、とても忍びない気持ちになったことを覚えています。(汗)

「去勢手術」と言うキーワードで苦い記憶が甦ってきます。
一年前くらいのお話ですが・・・。

お店の常連客の息子さんが、ペットショップで生後7ヶ月になるスコティッシュ・フォールドのオスをを購入したとお話してくれました。 言い方は不適切だと思いますが、所謂「売れ残りの猫」だとか・・・。
僕が、「オスで生後7ヶ月だと去勢手術をしないと後々大変ですよ。」と言いましたら。
お客さんは、『息子曰く、「人間の都合で去勢手術なんて残酷だ。」 「完全室内飼いなんて猫にかわいそうだ。自由に外へ出してやるべきだ。」と言っていた。』と反論してくるのです。

僕は・・・。

①猫は犬と違って、人間がコントロールすることが難しい動物ですから、住宅街で外出自由飼育をする場合、最低でも去勢手術はするべきだ。

②人間が責任を持って猫を飼う場合は、飼い主の都合で最善を尽くさなければいけないと思うのです。 たとえ去勢・避妊手術が残酷だとしても、猫の生殖本能は旺盛なのだから、人間と猫の共存を考えた時、もっともベターな選択なんだと思っています。 去勢手術を行うことによって、室内飼いでの問題行動も抑えることが出来るし。

③「住宅街の猫は、他所の庭でトイレをする場合がある。」 猫嫌いの人だっているのだから、自由な外出は避けるべきだ。 

と、以上のことを40分以上掛けてお話しました。 しかし、説得は出来ませんでした。

僕の目の前にある 「無知の壁」 は高くそびえ立ち、しかも丈夫で頑丈でした。(汗)

カドがたたないように、説得に努めましたが、60歳の 「無知の壁」 を打ち破ることは出来ませんでした。(汗)

養老孟司先生の著書 「バカの壁」 を思い出してしまいました。(笑)


と、長々と思い出話をしてしまいましたが、僕にとっても 「去勢手術」 は心に引っかかる出来事なのです。 誰も好き好んでやることじゃないんです。それを理解して欲しいのです。

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            こちらは、ミミクロさんちのヴィヴィ君。 男前です。(笑)
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            で、こっちは僕が描いたヴィヴィ君の肖像画。←既出

by shintankun11 | 2006-01-14 17:20

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