猫の歴史「ペルシャ軍の猫の楯」

栗太郎教授です。 今回の講義は、古代エジプトとペルシャの戦争の時のエピソードです。

紀元前525年のこと、カンビュセス二世率いるペルシャ軍が、難攻不落だったエジプトに攻め込んだ。 その時、国境の大都市を包囲したペルシャ軍の兵士たち600人が、こともあろうに、猫たちを楯に縛り付けて戦ったというのだ。 さらに最前線では猫をゲージから何匹も放し、エジプト軍の動きを食い止めたという。

どうして猫の楯がエジプト軍に対して効力を発揮したかは、すでに皆さんは想像がつくでしょう・・・。

ペルシャ軍は執拗だった。
最後には、エジプト軍が立て籠もった城の門を開けさせるために、塀越しに次々と猫を投げ入れると、あっという間に門は開けられたという・・・。
神としての地位にあった猫たちを、たくみに利用するという卑劣な戦略が功を奏してか、ペルシャ軍がエジプトを征服してしまいました。

栄光の時代にも衰退の時代にも、古代エジプトの歴史には常に猫が登場してくる。 

しかし、私が感動したのは、戦場という修羅場でさえ、エジプトの人々は、とことん猫を敬い、そのことが2500年の永きにわたって、人から人へと語り継がれてきたということです。
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by shintankun11 | 2005-10-09 10:55 | 猫の大学 (講師・栗太郎教授

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